かわかみ建築設計室/川上恵一 の日々の出来事/新築・民家再生を行う信州の建築設計事務所
2016-11-08T22:06:26+09:00
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信州で建築設計や民家再生を行うかわかみ建築設計室の日々の出来事
Excite Blog
ブログ引っ越しのお知らせ
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2016-11-01T22:00:00+09:00
2016-11-08T22:06:26+09:00
2016-11-08T22:05:37+09:00
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新ブログはコチラから↓
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ホームページとブログが新しくなります!
http://kkawakami.exblog.jp/26660189/
2016-10-31T14:16:00+09:00
2016-10-31T14:22:56+09:00
2016-10-31T14:16:01+09:00
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ホームページとブログを刷新します。
※ホームページは6年ぶり、ブログはなんと10年ぶりです
建築事例は新しい建物も追加し、写真をより大きく見やすく掲載します。
またブログはホームページ内に組み込みます。
今週中には切り替わりますのでどうぞご期待ください!!
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幼稚園の大黒柱
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2016-10-13T11:48:00+09:00
2016-10-13T12:03:30+09:00
2016-10-13T11:47:14+09:00
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その予定地には大きなメタセコイアの木が2本育っていたが建物にかかってしまうため伐採が決まっていた。でもすくすく育っている木をこちらの都合でただ処分してしまうのには忍びなく、今回の施設に使えないかと考えた。
といっても樹種もいいわけではないし伐る時期も悪い。伐採に適さない・・7月である。
水や栄養を吸ってさらに育とうとしている。
根曲りや節、狂いや割れもあり、カビが生えていて用材には全く不向きであるが、何とか皆を説得し、施工会社にも協力をしてもらって記念の大黒柱にすることになった。
それにしても口で言うのは簡単だが、加工は大変な作業である。
提案した手前、現場監督と大工さんに直接掛け合って事情を話してお願いした。
絶対よくなる!と言って。
来週はいよいよ上棟式を迎える。果たしてどうなることか・・。
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田植えと稲刈り
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2016-10-12T18:16:42+09:00
2016-10-12T18:15:52+09:00
2016-10-12T18:15:52+09:00
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かわかみコラム
秋深し・・実りの秋を迎えている。朝の出勤途中の風景である。
稲刈りが済んで稲がハゼに架けられ乾燥中である。と思いきやよく見ると刈り取ったばかりの田んぼなのに青々と稲?が出ている。こんな光景は見たことがない。どういうことか?
わかった!今年は異常気象で豪雨が続いて田んぼが水浸しである。
運よく晴れた日に早く稲刈りしたものはハゼに架けることができたが、その後の雨続きで切り株から穂が出てきてしまっている。さらによく見るとその穂の先にはさらに新しい稲が実りつつあるのである。すさまじい生命力である。
これには恐れ入った。とはいえこの穂からは恐らくコメはできないだろう・・。
そして稲刈りが済んでいない多くの田んぼには風水害で倒れてしまった稲が泥にまみれていた。
今年は新米が高値で出回ることだろう。
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いよいよオープンです!!
http://kkawakami.exblog.jp/25383644/
2016-06-28T18:49:00+09:00
2016-06-28T18:55:05+09:00
2016-06-28T18:49:34+09:00
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ご案内
3年にわたり設計監理をさせていただいた池田町の大雪渓酒造の民家。
長年にわたり空き家の状態で眠っていましたが、いよいよ蔵元直営ショップとして生まれ変わります!!
7月2日、3日はイベントも開催するそうです。
是非足を運んでみてください!
↓大雪渓酒造公式ブログ
http://daisekkei.exblog.jp/24425327/
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TV放映のお知らせ
http://kkawakami.exblog.jp/25070463/
2016-03-23T10:27:18+09:00
2016-03-23T10:27:07+09:00
2016-03-23T10:27:07+09:00
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ご案内
3年近くにわたり設計監理をしてきました大雪渓酒造の旧主屋民家再生工事の様子が下記にて放映されます。
主に、職人さんの密着ドキュメントになりますが、珍しい曳家の様子もご覧いただけると思います。
3月25日 19:00~19:54 長野放送(NBS)
フォーカス∞信州<結集された職人の技 民家は生き続ける>
にて。
是非ご覧ください。
http://www.nbs-tv.co.jp/program/detail.php?p=20160325&n=1900
再生前
曳家工事中]]>
里山の木材
http://kkawakami.exblog.jp/24903495/
2016-01-27T18:53:24+09:00
2016-01-27T18:52:37+09:00
2016-01-27T18:52:37+09:00
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我が村は里山の麓にあり、縄文時代から続く歴史ある集落である。
本棟造りの民家もたくさん残っている。
かつてはこの山から木を切りだして家を建ててきた。
今はそれも使わなくなって木は大きくなり、近くにたくさんの家が建ち、日が当たらなくなったり倒れる危険があった。
日頃からお世話になっている近所の山主から相談を受けたので、新しい住宅に使おうと思いたった。
以前にもやった経験がある。
早速付き合いのある山仕事の若者に木を切ってもらうことにした。
寒いけれどこの時期が最適だ。
ハートのある頼もしい味方である。
山肌にチェーンソーの音がこだまする。
ところがだ。
それを製材して木材に加工してくれる工務店がない。
あってもごくまれで、前向きにやってくれるところがない。
以前はやってくれたのに…。
採算に合わないからだ。
民家をお手本に「平成の民家」と言うからには近くの山の木で家を建てよう!とはりきったが、なかなかそうはいかない。
この木材の嫁入り先をいろいろ考えて、一部は買って暫く保管することにした。
あてがあってすぐ使わなければ腐ったり虫に食われたり狂ったりで使えなくなるとのこと。
今の時代、現実は厳しいものだ。でもなんとかしなくては。
極寒の中伐採された丸太は集められ山となった。
ついでにと何本か屋敷林も用心深く切り落とされた。
川上]]>
大雪の日・その後
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2016-01-25T18:14:00+09:00
2016-01-27T18:14:52+09:00
2016-01-27T18:13:45+09:00
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毎年の事だが、中には年を越して民家再生の工事が進んでいるものもある。
二つの土蔵の移築再生だ。
一つは大町の里山に建つ本物の土壁で仕上げる小さな住宅で、この春の完成を目指して造作工事中だ。
暖冬で良かったと安心していたらドッサリと雪が降った。
家の前に立つと北アルプスが一望だ。
まさに雪籠りの冬の景色だ。
中に入ると土壁と古い木材が新しい住人を迎えてくれるようだ。
お施主さんが一番望んだ事だったが、まもなく実現する。
もう一つは安曇野の街中も交差点に建つ二世代同居の大きな住宅。
これも不要で壊されようとしていた見事な土蔵を主役にした住まいである。
新年に入っての上棟で屋根の垂木が掛かったばかりの時に大雪に見舞われた。
それでも職人さんはめげずにまず雪掻きをしてから木を組んでいる。
道路は除雪機できれいになっていたが交差点の横断歩道は前を塞いでいる。
と思いきや年配の老人衆が集まって雪掻きをはじめた。
聞くとこれから通学の子供達が通るのでそれまでに掻くとのこと。
そういう申し合わせなのだろう。自分達でやれる事はやるとはなかなか…。
自分もその時はやるんだとも。
数日後の現場では屋根が出来ていた。
土蔵の形が何ともバランスがいい。
川上]]>
年始回り
http://kkawakami.exblog.jp/24867003/
2016-01-15T17:23:00+09:00
2016-01-15T17:27:03+09:00
2016-01-15T17:22:35+09:00
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事務所の1コマ
暮れは例年になく忙しかった。挨拶もできなかったせいもあり、お施主さんのところを回った。
暮れにできた民家再生の玄関は正月飾りがりりしかった。
年を越して土蔵の移築再生の工事現場では熟練の大工さんたちがしっかり仕事をしていた。
今年も民家や和風の住まいがいくつか完成する。
地域に馴染んだものになるはずだ。
古くて新しい建築だが、伝統はいい。
川上]]>
教会が治った!
http://kkawakami.exblog.jp/24748782/
2015-12-06T16:41:00+09:00
2015-12-09T12:12:48+09:00
2015-12-08T17:25:53+09:00
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現場から
工事前 床は中央で10センチ近く下がっていた
今年の初め、松本城の北側に古くからある教会から、耐震補強と改修設計の相談を受けた。
それから1年弱、12月最初の日曜日にその完成式を迎えることができた。
教会はすばらしく魅力的な建築である。
松本城は観光の目玉であろうが、この教会も現代の松本の宝であることは間違いない。
木造でゴシックとロマネスクの折衷様式の教会は築105年が経ち、
戦後移築もされてかなりくたびれた様子だった。
3年前の松本地震をきっかけに耐震診断は行っていたが、工事のやり方や予算の問題を解決できず、
なかなか前に進まなかったようだ。
仕事柄、古い建物を前にすると『何とかしなくては!』と思うのはいつものことである。
古きよき建物を直す(治す)のは、地域密着で患者と向き合い治療する町医者のようなものだ。
とにかく光と清潔感を大切に、凜々しさを持って信者を守る建築であってほしいと願いながら、
設計に取り組んだ。
7月の終わり、工事が始まった。
途中途中で想定外の傷みに遭遇し、その都度解決をせまられたが、厳しいスケジュールの中、
施主である教会の方々と施工者の熱意で、何とかこの日を迎えることができた。
引渡し前日には早速結婚式も行われた。
完成式では、厳かな讃歌の歌声と共に、信者の方々の感謝と喜びに接することができた。
私もたくさんの思い出と安堵、そして一抹の寂しさ残して教会を後にした。
川上
結婚式
完成式典にて
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茅野の辰巳風
http://kkawakami.exblog.jp/24688078/
2015-11-15T17:24:00+09:00
2015-11-20T18:21:16+09:00
2015-11-19T17:58:32+09:00
kawakamisekkei
あれこれ
そこは古い集落で、曲がりくねった細道が張り巡らされている。
帰りに近道しようとそこを通ってびっくり・どきどき・・。
自動車の教習所もここまでかと思えるくらい難しい運転をすることになってしまった。
注意深く進みながらまわりを見ると、屋根が鉄板葺きにすずめ踊りの着いた民家や土蔵があちらこちらに。
しかもそこにはしぶき除けの鉄板やら生垣がさまざまな形でへばり着いている。
風除けである。それがなんともいい感じだ。
諏訪湖からの卓越風、辰巳の方向から来る辰巳風を防ぐ工夫なのだとわかった。
この地方ならではの村人達の無意識の苦労に感謝と感激である。
いつまでも残っていってほしいと願いながら往くと、ようやく曲がりくねった細道を抜けることができた。
川上]]>
マタハラって?
http://kkawakami.exblog.jp/24668970/
2015-11-13T19:51:19+09:00
2015-11-13T19:51:09+09:00
2015-11-13T19:51:09+09:00
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かわかみコラム
何のことかと見ていると、働く妊娠中の女性を理解しない社会人のいじめであった。
迷惑だとか、足を引っ張るとか、仕事をやめろとか・・ひどい話でびっくりした。
女性しかできない一番の大仕事は子供を生み、育てることだろう。
男はお手伝いすることはできてもとてもできない仕事だ。少なくともボクには・・。
この大仕事は親子は勿論、他ならぬ社会全体がやり遂げるものであろう。
少子化を問題にして未来に対策を練るなら足を引っ張るのではなく、
応援するのが当たり前なのになんということか!とあきれてしまう。
子は宝だ。「生まれてきてありがとう!」と思わない親や家族があるだろうか?
どんな子も他人ではない。そしてみんな違って、みんな可愛い。
それを育てるのは親だけではない。
周りのみんなが助けてあげて育てるべきであろう。
ジジになった歳のせいか、自分の孫ばかりでなく誰の子でもしっかり育てていきたいと強く思う。
川上]]>
職人の休み場所には
http://kkawakami.exblog.jp/24661533/
2015-11-09T13:18:00+09:00
2015-11-11T13:38:16+09:00
2015-11-11T13:32:42+09:00
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現場から
世代が変わって受け継ぐというもの。
再生の再生でうれしい話である。工事は順調に進んでいるが
打ち合わせの後職人の休んでいる場所を覗くと冷蔵庫があった。
扉にびっしりとワッペンが張り付いている。
スヌーピーとそのお友達やパンダやいろいろだ。
この冷蔵庫はそんな家族を長い間支えてきて
最後の役目かとちょっと申し訳ない気がした。]]>
カタクラモールの跡地は・・
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2015-10-30T20:39:00+09:00
2015-11-09T21:33:59+09:00
2015-11-09T21:28:49+09:00
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社会活動
その一部にあったがそれでも大きなショッピングモールが時代の流れか8ヘクタールという広大な土地全部使って建て替えることになった。
片倉製糸が松本を拠点として明治・大正・昭和と造られてきたおびただしい建物はほぼすべて取り壊されて
木造の研究棟と鉄筋コンクリートの事務所だけが残った。
新しく建て替えるにしてもここだけは保存しようというものだ。
それにしても瞬く間にきれいに片付いて視界が開け青い空にくっきりと四方の山並みが見えるようになった。
さわやかな秋を迎えスカイラインが美しい。
その中にポツンと佇んでいる「カフラス」は裸の王様状態であるが存在感がある。
3層構造でバランスの良いルネッサンス様式を基本にしたアメリカンボザール風であろうか。
昭和初期に造られた近代建築であるが、当時の人々の想いが伝わってくる。
しみじみとした感情が沸いてくる。
と同時に今のわれわれはどこに向かってどこにたどり着くのだろうか。
建築のありようはどうあるべきか?。
経済至上主義を前提に一本調子で走り続けるのだろうか。
文明の進歩とは別に、継続と循環が人類の歴史であるように思えるのだが・・。
川上]]>
フジモリワールド
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2015-10-28T21:46:00+09:00
2015-11-10T15:34:14+09:00
2015-11-09T22:43:15+09:00
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事務所の1コマ
秋の研修旅行を思い立ち、急遽京都の琳派展を見に行った。
京都国立博物館新館の設計は谷口吉生の最新作だ。
平日だというのに長い行列にならぶ羽目になった。
予想はしていたが宗達・光琳・抱一のそれぞれの風神雷神図には圧倒された。
創造と模写・そしてあの高揚感。時代を貫いて斬新で迫力がある。
館を出た時の脱力感を開放するには少し時間がかかった。
夕方近江八幡に向かう。
藤森照信先生が造った「たねや」の和菓子屋さんを見に行くことに。
タクシーを飛ばして着いた場所はこんもりとした草の茂った山かと思う景色が飛び込んでくる。
それがなんと草屋根お店なのである!。
あっけにとられて中に入ると床も壁も天井もすべて漆喰で真っ白の洞穴である。
フリーハンドで書いてそのまま素人が仕上げたと思える穴蔵なのである。
甘い匂いのそこにはたくさんのショーケースが並んでいて、中にさまざまなお菓子があって、
お客さんが次々とそのお菓子を買いあさっていて夕方のせいか売り切れ状態であった。
建築の設計をやっている者にとってショックである。
何ともいえない可愛らしさと懐かしさと新しさでまたまた圧倒される。
これから自分は何を目指せばいいのか?
この年になって目標を見失ってしまう感じだ。
帰りの「しなの」の中で、やはり凡人は今までの仕事をしっかりやるしかないと言い聞かせた。
川上
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